帯状疱疹の原因3

ヘルペスウィルスの種類

水痘・帯状疱疹ウィルスはヘルペスウィルスの一種です。

人体に感染するヘルペスウィルスは8種類程知られておりますが、もっとも身近な種類のものとしては水痘・帯状疱疹ヘルペスと単純ヘルペスウィルスがあげられると思います。

単純ヘルペスウィルスには1型と2型があり、1型は口唇ヘルペスなど上半身のヘルペス、2型や性器ヘルペスなど下半身のヘルペスを引き起こすウィルスです。

同じヘルペスウィルスと言っても水痘・帯状疱疹ヘルペスとは症状が異なるのですが、もっと注目すべき違いは単純ヘルペスウィルスによる口唇ヘルペスや性器ヘルペスは、人によっては何度も発症するということ。

水ぼうそうや帯状疱疹は一度かかれば再発は珍しいですから、単純ヘルペスウィルスと水痘・帯状疱疹ウィルスの一番の違いはこの点だろうと思います。

しかし、免疫力や体力の低下を狙って増殖し暴れだす点はどちらも同じですし、症状が始まったらできるだけ早くに治療を始めることが効果的という点も同じです。

普段から口唇ヘルペスなどができやすいというのであれば、慢性的に疲労が溜まっている状態であるとか、ストレスや体の弱りでヘルペスが出やすい体質である可能性がありますから、帯状疱疹もかかるかもしれないと注意しておいた方が良いでしょう。

また、ヘルペスウィルスは俗に「愛のウィルス」と呼ばれることがあります。特に親子や恋人同士など、肌の接触や口同士の接触がある関係においてうつることが多いからです。

このことからも分かるように、単純ヘルペスウィルスに感染しないようにするというのは非常に難しいことです。水痘・帯状疱疹ウィルスも同様に感染しやすいウィルスですから、感染自体を防ぐよりは発症を防ぐことを意識した方が良いかもしれません。

とは言え、単純ヘルペスは成人してからの初感染で重症化するケースが多いので、一定の注意が必要です。

ヘルペスウィルスは総じて感染しやすいウィルスで症状が出ることも珍しくはありませんが、神経質になりすぎず、同時に決して甘くみずにいるということが大事なのです。