帯状疱疹ってどんな病気2

高齢者に多い後遺症

帯状疱疹は日和見感染症の一つですから、抵抗力が弱まる高齢者の方がかかるケースが特に多いと言います。

症状の悪化の危険性もさることながら、高齢者は後遺症が残ることも多いですから、早めの治療が特に大事になります。

後遺症と言うのは、皮膚の症状が治まったのにも関わらず、神経性の痛みが続くこと。

これを帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼び、酷い場合は痛みとずっと付き合っていかなくてはならないため、帯状疱疹そのものよりも後遺症の方が怖いと言っても過言ではありません。

増殖した帯状疱疹ウィルスが神経をボロボロに傷つけながら皮膚表面にまで進む帯状疱疹ですから、帯状疱疹の後遺症というのは神経に傷が残った状態と言えます。よって痛みは外傷とは異なり、神経が傷ついた特有の痛みとなります。

帯状疱疹が表面に表れる前にもチクチク・ピリピリとした痛みが出るのが特徴ですが、後遺症になるということは随分悪化した状態であるということですので、その痛みは発症前のものよりは激しくなることも珍しくありません。

人によって感じ方は違うでしょうが、中には針で刺されたような、電気が走るような、焼けるような、と言った痛みを訴えることが多いようで、これが持続的に続く痛みと間欠的に繰り返す痛みが混ざった状態になるので大変な苦痛です。

治療は主に内服薬によるもので、痛みが酷い場合には麻酔を神経付近に直接注射する「神経ブロック」を使用して痛みを抑えることもあります。

このように、後遺症は症状もそうですが治療も対症療法となってしまい、長い苦痛に苦しむことになります。帯状疱疹に罹ったら後遺症が残らないよう、早めにしっかり治療することを心掛けましょう。